ソフト・サービス比較

会計ソフトはどれ?freee・マネーフォワード・弥生を同じ条件で比べる

公開 2026-09-23更新 2026-09-25執筆 フリーランスナビ編集部(合同会社Xsite)読者 個人事業主・ひとり社長

個人事業主向けは、3社とも最安プランに銀行・カード連携と確定申告書の作成が入る。差が出るのは消費税申告の対応プラン(弥生は全プラン、freeeとマネーフォワードは上位プラン)、電話サポート、年払いの価格。法人向けはプランが別なので、自分の側の表だけを見ればよい。

この記事の流れ
  1. 結論:観点を先に決めれば、3社の差は3か所に絞れる
  2. 自分はどれに当たるか
  3. 具体例:同じ条件で横に並べる
  4. 手順:比較表の見方と、申し込みまでの順番
  5. 用語をひらく
はじめてさん

会計ソフトを決めたいのですが、3社で迷っています。freee、マネーフォワード、弥生のどれも「かんたん」と書いてあります。違いが分かりません。

ナビさん

先に「自分が使う観点」を決めると、違いが見えます。観点は5つです。銀行・カード連携、確定申告や決算への対応、請求書作成、サポート、価格です。この記事では、3社をこの観点で横に並べます。

結論:観点を先に決めれば、3社の差は3か所に絞れる

個人事業主向けは、3社とも最安プランに基本の機能が入っています。銀行・カード連携と確定申告書の作成です。差が出るのは、消費税申告の対応プラン、電話サポートの有無、年払いの価格です。消費税申告は、弥生だけが全プランで対応します。この3か所を自分に必要かどうかで見れば、比較は終わります。

個人事業主向けと法人向けは、3社ともプランが別です。マネーフォワードと弥生は、製品の名前も分かれています。freeeは同じ製品名で、料金ページが分かれています。まず自分がどちらの側かを決めてから、表を見てください。

自分はどれに当たるか

条件は2つです。個人事業主か法人か、そして消費税申告と電話サポートが要るかです。

個人事業主か、法人か

個人事業主は、所得税の確定申告をします。3社とも確定申告書を作り、e-Taxで送れます。e-Taxとは、国税庁の電子申告の仕組みのことです。

法人は、決算書を作って法人税の申告をします。決算書とは、1年の売上と利益、財産をまとめた書類のことです。3社とも、法人向けの最安プランで決算書を作れます。法人税の申告書は、このサイトの比較表では4製品とも別ソフト扱いです。

消費税と電話サポートが要るか

消費税申告とは、1年分の消費税を計算して国に申告することです。課税事業者(消費税を納める義務がある事業者)が対象です。消費税の申告が要る人は、対応プランを確認します。個人向けでは、freeeはスタンダード以上です。マネーフォワードはパーソナル以上です。弥生は全プランで対応します。

電話で聞きたい人は、表の「電話サポート」の列で確認します。

具体例:同じ条件で横に並べる

価格は、各社公式の料金ページの値です。すべて税抜で、2026年9月23日時点の表示です。改定が多いので、申し込む前に公式ページで見直してください。個人向けは、最安プランと電話サポートが付く最安プランを並べます。

個人事業主向け(最安プランと、電話サポートが付く最安プラン)

製品・プラン年払い(月あたり)年額銀行・カード連携請求書消費税申告電話サポート無料で試す
freee会計 スターター980円11,760円○作成××30日
freee会計 プレミアム3,316円39,800円○作成○○30日
マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ900円10,800円○連携××1か月
マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルプラス2,980円(12月1日から3,180円)35,760円(12月1日から38,160円)○作成○○1か月
やよいの青色申告 オンライン セルフ年払いのみ11,800円(キャンペーン中は初年度無料)○連携○×最大2か月
やよいの青色申告 オンライン ベーシック年払いのみ22,800円(キャンペーン中は初年度無料)○連携○○最大2か月

マネーフォワードは、2026年12月1日に個人事業主向けの料金を改定します。パーソナルプラスは年38,160円になります。パーソナルミニの年払いは10,800円のままです。月払いは1,280円から1,680円に上がります。すでに契約している人は、12月1日以降の更新日から新しい料金になります。

弥生の初年度無料は「初年度無償キャンペーン」で、2027年3月15日までの申込分が対象です。自動更新の決済方法(口座振替かクレジットカード)の登録が条件です。弥生の無料体験は、決算と申告の機能が使えません。

法人向け(ひとり法人向けの最安プラン)

製品・プラン年払い(年額)月払い(月あたり)利用人数決算書作成電話サポート無料で試す
freee会計 ひとり法人35,760円(月2,980円)3,980円1人○×30日
マネーフォワード クラウド会計 ひとり法人29,760円(月2,480円)。2027年6月1日から35,760円3,980円1人○登録後2か月1か月
弥生会計 Next エントリー34,800円3,480円3人まで○×最大2か月

マネーフォワードは、2027年6月1日に法人向けの料金を改定します。ひとり法人プランの年払いは35,760円(月あたり2,980円)になります。月払いの3,980円は変わりません。契約中の人は、6月1日以降の更新日から新しい料金になります。マネーフォワードのひとり法人プランは、1年度の仕訳が500件までです。仕訳とは、取引を帳簿に1件ずつ記録することです。freeeの電話サポートは、スターター以上です。弥生会計 Nextは、ベーシックプラスだけです。弥生会計 Nextの無料体験は、決算書の作成・出力が使えません。比較表の弥生会計 Nextの月額は、年払いの月あたりの額です。

はじめてさん

表を見ると、月あたりの差は数百円ですね。何で決めればいいのでしょうか。

ナビさん

この記事の観点で言えば、決め手は3つの条件です。消費税申告が要るか、電話で聞きたいか、法人かです。この3つが同じなら、無料期間で連携の使い勝手を試す順番になります。

手順:比較表の見方と、申し込みまでの順番

このサイトの比較表は、法人向けプランを公式価格の安い順に並べています。並び順に広告の報酬は使っていません。月額・年額・口座連携・請求書・無料期間などの列があります。個人事業主向けのプランは、この記事の表で見てください。

  1. 消費税申告・電話サポート・個人か法人かの3つに答えます。
  2. 自分の側の表で、答えに合う候補を2社に絞ります。
  3. 無料期間で、自分の銀行とカードの連携を試します。
  4. 年払いか月払いかを決めて、申し込みます。

期間を過ぎる前に、続けるかどうかを決めます。

用語をひらく

銀行・カード連携
銀行口座やクレジットカードの明細を、会計ソフトが自動で取り込む機能。取り込んだ明細が仕訳の候補になる。
年払い・月払い
1年分をまとめて払うか、毎月払うか。月払いがある製品では、年払いのほうが月あたりの額が安い。
消費税申告
課税事業者(消費税を納める義務がある事業者)が、1年分の消費税を計算して申告すること。対応するプランが分かれている。
請求書の作成・連携
作成は、会計ソフトの中で請求書を作れる機能。連携は、別の請求書サービスとつないで取引を取り込む機能。表の分け方は、各社公式ページの表現に合わせた。
無料体験
申し込む前に、一定の期間だけ使える仕組み。使える機能に制限がある製品もある。

はじめてさんの追加質問

個人事業主から法人になったら、同じソフトを使い続けられますか?
個人事業主向けと法人向けは、3社ともプランが別です。マネーフォワードと弥生は製品名も分かれています。法人向けの料金ページは個人向けとは別にあるので、法人向けの表で見直してください。データの移し方は各社の公式案内で確認してください。
一番安いのはどれですか?
価格は2026年9月23日時点の公式表示で、税抜です。個人向けの最安はマネーフォワードのパーソナルミニで、年10,800円です。この年払いの額は、2026年12月1日の料金改定でも変わりません。弥生のセルフは通常年11,800円です。2027年3月15日までの申込分は、キャンペーンで初年度が無料です(自動更新の決済方法の登録が条件)。法人向けはマネーフォワードのひとり法人プランが年29,760円です。ただし2027年6月1日から年35,760円に上がります。安い順に並べただけなので、機能の差は本文の表で見てください。
電話で使い方を聞けるのはどのプランですか?
個人向けは、freeeがプレミアム以上です。マネーフォワードはパーソナルプラス、弥生はベーシック以上です。法人向けは、freeeがスターター以上です。マネーフォワードは登録後2か月間、弥生会計 Nextはベーシックプラスです。いずれも2026年9月23日時点の公式ページの記載です。

出典(一次ソース・取得日)

  1. freee会計「個人事業主向け料金プラン」(スターター〜入力おまかせの料金・機能・サポート) https://www.freee.co.jp/personal-business/accounting/pricing/(取得日 2026-09-23)
  2. freee会計「新設法人向け料金プラン」(ひとり法人・スターター・スタンダードの料金・メンバー数・サポート) https://www.freee.co.jp/accounting/new-corporation/pricing/(取得日 2026-09-23)
  3. マネーフォワード クラウド確定申告「料金プラン」(パーソナルミニ〜パーソナルプラスの料金・機能・サポート) https://biz.moneyforward.com/tax_return/price/(取得日 2026-09-23)
  4. マネーフォワード クラウド会計「小規模〜中小企業向け料金プラン」(ひとり法人〜ビジネスの料金・利用人数・仕訳数・電話サポート。ひとり法人は年29,760円・1会計年度の仕訳500件まで) https://biz.moneyforward.com/accounting/smb/price/(取得日 2026-09-24)
  5. マネーフォワード クラウド「料金体系の一部改定について」(個人事業主向けは2026年12月1日・法人向けは2027年6月1日に改定。契約中の人は改定日以降の更新から新料金。改定前後の月払い・年払いの額) https://biz.moneyforward.com/support/plan/news/20260924.html(取得日 2026-09-25)
  6. 弥生「やよいの青色申告 オンライン 料金プラン」(セルフ・ベーシック・トータルの料金・初年度無償キャンペーン=2027年3月15日申込分まで・自動更新の決済登録が条件・サポート) https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/price/(取得日 2026-09-23)
  7. 弥生「弥生会計 Next 料金プラン」(エントリー・ベーシック・ベーシックプラスの料金・ユーザー数・サポート) https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/kaikei-next/price/(取得日 2026-09-23)
この記事を書いた人 フリーランスナビ編集部(合同会社Xsite)

一人法人を自分で回している運営者と編集部が、制度の一次情報(官公庁・公式サイト)を確認して書く。個別の税務・社会保険労務の相談には答えない。編集方針と運営者情報

本記事は一般的な情報提供を目的とし、掲載時点の制度に基づく。個別の税務・社会保険労務・法務の判断は、税理士・社会保険労務士・弁護士等の専門家へ。

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